お茶事の報告 朝茶事

七夕さまの日 朝茶事を行いました。

今回は茶事が終わってから、飾りなどを再度設定して、たくさん写真をとらせていただけました。

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待合のお軸。七夕さまの日に因んで、竹と短冊の色紙がかけられていました。時代の物だそうで、色がちょうどいい具合に枯れていました。

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待合の茛盆。火入れは古伊万里で金継が風情がありました。

朝茶事というのは、朝早い時間にその辺りにかかっている普段の着物をはおって軽く行うというのが根底にあるそうです。また朝露に濡れてもシミにならないように、麻の着物などがいいとか。
現代では麻の着物を用意するのは、衣装持ちさんでないと大変ですね。

ともかく、色無地や訪問着は相応しくないことは確かなようです。

そう考えると、火入れの古びた感じや金継がとてもこの茶事にしっくりする気がします。

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さて緑の美しいお庭を抜けて、席入りするとまずこのお軸が目に入りました。

「葉々起清風」です。「竹葉々起清風」と頭に竹が付いている事もあるそうです。

朝茶事はご挨拶の後 炭手前です。

そしてお懐石。飯器とその中。竹の飯器は本当に夏らしく、ご飯もシソがさわやかでした。
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朝茶事の懐石の特徴は、生物が出ないこと。昔は冷蔵庫がないので前日から生ものを用意すると痛む心配があったからだそうです。
また、最後のお漬物が5種でます。

今回の趣向で、主菓子は外の腰掛待合で頂きました。気持ちのいい風が吹き、傍に小川が流れていて川蝉が飛んでいくのを見ながら、キリッと冷えたお菓子を頂くのは最高の贅沢でした。

さて後座・・・席中には仙叟お好みの 籐の釣り花入れに月見草が生けられていました。
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そして・・・
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溜精棚に飾り付けた 糸巻きの蓋置は織姫様からの連想でしょう。ガラスの水指も涼やかでした。
見にくいけど、風炉先屏風は露芝です。


暑い夏 目に耳に 五感を精一杯働かせて ご亭主が用意された涼しさを感じる事の出来る朝茶事でした。





稽古茶事の案内

一般の方の飛び入り一回だけの参加も募集中です。
席中はお茶事が初めての方も、作法を勉強しながら進めていきます。初心者の方も安心してご参加ください。

●8月24日 金曜日

飯後の茶事(菓子茶事)


席入り 12時30分 
会費 ¥15000

茶事終了後に 懐石を皆で頂きます。
 

七事式の勉強会


毎月第2土曜日

7月13日 土曜日
8月10日 土曜日

11時から3時くらいまで
¥6500 にぎり寿司のランチ付き 



平花月から初めて、濃茶付き 且座などを行う予定です。
内容は当日変更もあります。
ご希望の内容がある場合は、ご相談にも応じます。

飛び入りで一回だけのご参加も歓迎いたします。




講師 飯村宗和

すべての参加申し込み、見学 その他 お問い合わせは
茶寮 いい村 042-505-8760 まで 
お道具、お料理揃った貸し茶室も承っています。
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by saryou-iimura | 2013-07-11 18:25 | お稽古便り